タレントの相田翔子(55)が1日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。往年アイドルデュオ「Wink」時代、フジの生放送をドタキャンし、相方の鈴木早智子(56)と温泉へ逃避行した過去を赤裸々告白した。
デビュー翌年の1989年、Winkはフジでレギュラー番組をもった。平日夕方の生バラエティー番組「パラダイスGoGo!!」だ。
すごい忙しく、疲れもピークだったある日、その日の衣装だけ吊るされ、誰もいない楽屋から、2人は逃げた。
「もう疲れ切ってるし、『あ~これ今日着るんだよね~。早智子どっち着る?』『うん、翔子選んだら?』『うん、なんか疲れちゃったね』『う~ん』…。『温泉でも行こっか~?』っていう言葉は2人から同時に出てきて…。フワ~っと(楽屋を)出て、そのままフワ~っと廊下を出たら、外に出ちゃったんですよ。フジの外に。その間にスタッフさんとかマネジャーさん、『どこ行くの?』っていうのもなく…」
当時、同じマンションの別の階に住んでいた2人は、タクシーでいったん帰宅。相田は「『じゃあ、お金取ってこようか~』って。で、有り金バ~ッて鷲づかみして」、待たせていたタクシーに乗り込んだ。そして2人で「伊香保温泉に行きたいです」と運転手に告げた。
「なぜか早智子がカラオケセット持ってきちゃって、車ん中でカラオケでなんかいろいろ音楽聴いて…」
伊香保に着いたはいいが、路頭に迷っていた2人に「泊まるとこないでしょ、あなたたち」と声を掛け宿を用意してくれたのはスナック「みどり」のママだという。
2人で温泉に入り、浴衣を着て部屋でゴロンとなった時、ことの重大さに気付く。「ねぇ、アタシたち大変なことしちゃったよね」「どうしよう。(所属事務所の)社長に電話する?」
電話口に出た社長とのやり取りも、相田は覚えている。普通怒るのに、「どしたぁ~?」と社長の口ぶりは「すごいワザとらしい優しさ」がこもっていて、「どうでもいいから帰ってこい」と説得されたという。
社長には「すいません。もうホントごめんなさい。明日すぐ帰ります」と言い、2人で反省したそうだが、翌日になると「せっかく伊香保へ来たから、ガラス工芸の体験でもしていく?」という話になり、2人でお土産まで買って、タクシーで帰京。
事務所では社長やマネジャーら、スタッフが全員シ~ンとして待っていたという。相田らは「泣きながらいろいろ訴えて、アタシたち忙しすぎちゃって、お弁当食べる時間も気付いたらご飯も食べてない。スタジオ(の楽屋)行ったら誰もいなくって…。ごめんなさい」と謝罪。すぐフジへも謝りに行った。
当時を思い出し、相田は「ありがとうございました、あの時ホントに」と、ぽかぽかのスタジオを見上げて挨拶した。
ただ、当時フジ社屋があったのは、今の東京・お台場ではなく新宿区河田町。Winkがすっぽかした日の生放送をうまく繋いだのはレギュラーのヒロミらで、後日番組〝復帰〟した時もヒロミは「目の奥では心配して〝どした~?〟って…。でも優しくて〝普通通り頑張ろうな~〟っていう、なんか忘れられないです」と相田は振り返っていた。












