昨年12月6日に急逝した中山美穂さんのお別れ会が22日、東京国際フォーラムで開かれ、第一部では交友のあった俳優や関係者など約700人が参列した。
祭壇には2023年に行われたツアー時に撮り下ろされた写真が飾られ、その周りを55本のダリアや、バラ、アジサイといった季節の花で囲まれた。会場にはNHK紅白歌合戦やレコード大賞、そのほかツアーなどで中山さんが使用した衣装や、私用で使っていたという3本のギターなどが飾られていた。
中山さんが主演した映画「Love Letter」のメガホンを取った岩井俊二監督や友人の小泉今日子などがお別れの言葉を述べた。小泉は「初めて会ったのがテレビ局の控室。狭い部屋を2人で使ったよね」と中山さんが16歳でデビューしたばかりの時に会ったことを振り返った。先輩の小泉と後輩の中山さんは「みほ」「きょんちゃん」と呼び合う仲になったという。
さらに、小泉は「天国で会う人へ、美穂の取り扱い注意を話します」と語りはじめ、「一、ものすごく楽しそうにはしゃいでいる時は心の中で大きな問題を抱えている時があるので、寄り添ってあげてください」など5つの“トリセツ”を挙げてみせ、「美穂、そのうち行くから待っててね」とお別れの言葉を絞り出した。
最後は妹の中山忍があいさつ。忍は「いまの方が泣いてしまう。夢だったらよかったのにと心から思う」と姉の死を悼んだ。
中山さんは生きていれば今年はデビュー40周年の記念の年だった。忍は「コンサートツアーをやらせていただく予定でしたし、ファンの方に直接、応援してくれてありがとうって言いたかったと思う」と中山さんの心情を代弁した。
また、中山さんにいろんなことを相談する仲でもあったという忍。「そのたびに『忍は大丈夫だよ』といつも言ってくれたんですね。簡単に言うから、なんでよって言ったら、『大丈夫、だって忍はかわいいから』って。ああ~親バカならぬ姉バカもここまで極まったかと。その時は恥ずかしくて聞こえないふりをしたけど、これから『忍は大丈夫だからがんばれ』っていう言葉を大事に仕事を頑張りたい。私が頑張ることで姉を思い出すきっかけになれるように」と語った。















