俳優の東出昌大が28日、好評だったユーチューブを休止すると発表した。ディレクターの坂上祐生氏がXで発表した。

 坂上氏は「本人のコメント」として東出による長文メッセージを掲載。3月いっぱいで動画の更新を一旦ストップすることを明かした。

 理由については「『私の生活の一風景が誰かの癒しや楽しみになるのなら、これ以上意義のある日常もないのではないか』と、ちょっと格好つけて思ってみたり、そう思い込もうと自分に言い聞かせていたところもありました。しかし、動画を撮る、それを配信するという行為は、やはり外側にこっちの考え、意識を放出することであり、それが『私の好きな田舎暮らしと違うものになってきちゃったな~』という実感に変わり、ここ最近は撮影が楽しくない状態にまでなってしまいました」と告白。

 続けて「私は動植物が好きで、川や雨や星が好きで、だからもっと自然にまつわるあらゆることを勉強したいし、観察したいし、思考したいし、分かりたい。それなのに、動画中で現時点での中途半端な考えや知識を口にするのがどこか気持ち悪く、自分の振る舞いが酷く軽薄に感じられる瞬間が増えて来てしまいました」と揺れ動く胸の内をつづった。

 そこで〝休む〟と言うことを決断。「休んじまえば、嫌いは進行しないし、もしかしたらポジティブが芽生えるきっかけはこの先にあるかも知れない。それに今の私には、勉強したいことも、経験したいこともいっぱいある。また、力をつければ、様々な推進力が得られる気がする」と、あくまで前向きな〝一時休止〟であることを説明した。

 最後は自身の人生訓の一端も披露。「ここからは完全に私観ですが、私は、これからの日本、人々の形成してきた社会は、もっと厳しく、貧しく、生きていくのが大変な世の中になるのでは無いだろうかと考えております」と推察。

 続けて「だから私は、家族と親しい人々と逞しく、健やかに、のびやかに生きていけるように、出来る限りお金に頼り過ぎない自主自立の暮らしを心掛けたく思っております。『お金に頼らず生きる』とは現代に生きる多くの人から見れば世迷言に感じられると思いますが、『お金はメチャクチャ大事』という考えを一旦捨てる。『どっちかだけが正しい』ことは無いんだろうけど、たった一回の人生だから、暫くは自分なりに挑戦してみたいと思うのです」と私見を述べた。