卵巣がん治療のために、活動休止していた演歌歌手の市川由紀乃が20日、都内で歌手活動再開の報告と5月20日に新曲「朧」をリリースすると発表した。
市川は昨年6月に卵巣腫瘍の疑いのため検査を行い、7月末に手術し、再発防止を目的として抗がん剤治療を行っていた。市川は「『うれしい』という言葉はこういう時に出る言葉なんだなと感じてます」と活動再開に笑みを見せた。
抗がん剤治療のため「体毛を全部失った」という市川。いまでも「髪の毛がちょっと生えてきたくらい」というため、ショートヘアのウイッグを付けているという。それでも「この病気にならなければ、ウイッグをかぶることもなかったし、ショートにもしなかったと思う。メイクさんとマネジャーさんと話をして、髪が伸びるまでショートを楽しみたいと思います」と話した。
手術直後は「ちょっと前まではベッドから一人で起き上がれなかったし、落ちたものを拾えなかった」と市川。現在も体力面では元通りとはいかないが、「とにかく歩いています。階段を上るようにしてますし、腹筋を鍛えて、声を出すように頑張っている」という。
新曲「朧」は女性の情念を歌った一作になるという。市川は「私のことを考えて幸せ演歌など用意されていたようですが、あえてチャレンジできる歌、攻めていきたいという思いがあったので、その思いを伝えさせてもらった」という。
出来上がった楽曲に「とてもカッコいいし、私自身がいつの日か、追求したい路線。いまの市川由紀乃が表現できたらいいなと思っています」と意気込んだ。
3月4日にはNHK「うたコン」でテレビ復帰を果たす。美空ひばりさんの「人生一路」を歌唱予定で「2回目の紅白のときにも歌わせていたただいた楽曲。いまの気持ちと重なるフレーズもあるし、覚悟を持って歌わせていただきたい」と語った。












