経済アナリストの森永康平氏(39)が22日、格闘技イベント「EXECUTIVE FIGHT―BUSHIDO―暁」に出場。惜しくも敗れたが、果敢なファイトを見せた。試合後にはステージ4のすい臓がんを公表した父・森永卓郎氏(66)の近況を明かした。 

 康平氏は医療法人社団円徳理事長の北城雅照氏と対戦。卓郎氏への励ましの声も飛ぶ中、積極的に攻め込んでいくも判定負けに終わった。父の仕事の穴埋めに追われながらの参戦だったが「もっと練習しないとダメですね。相手にも失礼です」と試合後は反省しきり。「今回は心配させたくなかったので(出場を)教えてないんです。次、元気だったら言いたい」。快方を目指す父に次戦の勝利を届けると誓った。

北城(左)を攻める森永康平氏
北城(左)を攻める森永康平氏

 昨年末にがんを公表した卓郎氏は、現在もユーチューブやラジオに出演。康平氏のユーチューブに出演した際には、つみたてNISAの危険性に触れ、熱弁を振るった。20日にはラジオ番組に出演。朝食としてパン2つとカレーを平らげたと明かした。

 がんを抱えながらのメディア露出に、当然ながら家族は気が気ではない。康平氏は「ステージ4のがんなんで、風邪みたいに治るものではない。何が起こるか分からないし怖いから、正直家族としてはおとなしくしてほしいっていう気持ちがあります」と吐露。

 とはいえ、仕事をせずに休むことは必ずしもいいことではない、ということも家族は分かっている。「でも、やっぱり仕事があるって思ってるから頑張れてるのもあると思う。逆に家でじっとさせてたらそれはそれで死期を早めそうな気がするので。好きなことをできる限りはやらせてあげたい」

 卓郎氏はたびたび発言が炎上し、ネット上で叩かれることも少なくなかった。ただがんを公表すると一変した。「親父が元気だったころは結構ネットではボロクソ言われてた。でもいざがんって話をしたら、どのコメントも誹謗中傷なんてほとんどなくて。なんだかんだ人に好かれてたんだなって感じましたし、自分もああなりたいなと思いましたね」

 卓郎氏のためにどうしてもやりたいことがある。「『今年は桜見れない』って医者から言われてたんで。花見する動画撮ろうかなと。でもまだ全然咲いてないから、早く咲けよって思って。死んじゃうじゃん(笑い)」。笑い話にできるほど、元気だということだろう。