映画会社の東映は14日、安藤サクラ主演で2014年に公開された映画「百円の恋」が中国でリメークされ、公開3日間で237億円を超える大ヒットを記録したと発表した。

「百円の恋」は14年12月20日公開。異例のロングランヒットを記録し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞など国内外合わせ通算21冠の映画賞を受賞した。

2015年2月12日に行われた「第57回ブルーリボン賞」授賞式。前列左から2番目が安藤サクラ
2015年2月12日に行われた「第57回ブルーリボン賞」授賞式。前列左から2番目が安藤サクラ

 このたび中国で製作されたリメーク作品のタイトルは「熱辣滾燙」(英語タイトル:「YOLO」=You only live once.)。東映および東映ビデオが中国サイドからオファーを受け実現に至った。「熱辣滾燙」の主演は、中国を代表するコメディエンヌである女優ジャー・リンで、監督も務めている。

 同作は今月10日に中国国内の劇場で公開。中国全土での興行収入は12日までに11億8700万元(約237億円)、観客動員は2517万人。例年消費が活発となる春節期(旧正月、2月10~17日)でもナンバーワンの作品になっている。

 ちなみに過去に中国でリメークされた日本映画の最高興収は「ザ・マジックアワー」(興行収入26億2700万元=約533億8000万円)、次いで「鍵泥棒のメソッド」(同7億6200万元=約130億円)。「熱辣滾燙」は女性ボクサーを演じるジャー・リンの熱演が支持を集め、中国全土で旋風を巻き起こしているだけに、これまでの記録を超える興行収入が期待されている。

 なお「熱辣滾燙」の日本公開は未定という。