放送作家の野々村友紀子氏が10日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。25歳の宝塚歌劇団の劇団員の女性が9月末に死亡した問題についてコメントした。
女性は9月30日の朝、宝塚市の自宅マンション内で倒れて発見され、兵庫県警宝塚署は自殺の可能性が高いとみている。
この日、遺族の代理人弁護士が記者会見を行った。それによれば、女性は宙組に7年在籍し、「長の期」のまとめ役として新人公演に出演していた。女性は新人公演の稽古や約45人いる後輩たちの指導の他に、演出家の補佐や役柄配置なども担当しており、非常に過酷な業務が課せられていたという。
稽古は8月16日から宙組の本公演に向けて始まり、新人公演の準備も同時進行で行われ、亡くなる前日までの6日間の休息も作業に費やされ、実質的には1か月半にわたる連続労働だったとされる。
弁護士は、8月31日からの1か月間の総労働時間が437時間であり、そのうち時間外労働が277時間にも及んでいたと算定。睡眠時間は3時間程度であったと述べた。
パワハラに関しては、上級者からの暴言やヘアアイロンによるやけどを経験したとのこと。亡くなる直前には別の上級者から頻繁に呼び出され、「マインドが足りたない。マインドがないのか」「うそつき野郎」などの暴言を受けた。
このニュースに野々村氏は「大きな夢を持ってきっとすごく頑張ってて、ちょっと前にもありましたけど、芸能界の大きな組織に忖度したりとか隠蔽したりという体質が問題視されてる中で、夢を引き換えに我慢しないといけないっていうのは絶対あってはいけないこと」と断じた。
その上で「相談できる環境というのを作らないといけないですし、ご遺族の方のためにも何があったのかはっきりと解明してほしいですね」と訴えていた。











