ボートレース芦屋のGⅢ「オールレディース マクール杯」が9日に開幕した。前田紗希(30=埼玉)は初日5Rのイン戦で2着。「普通ぐらい。落として差す時の上がりがもうひとつなのでキャブを替えてみる」と2日目以降に向けて機の底上げを図る。

 7月の住之江ヴィーナスシリーズのレース中の事故で顔を3か所骨折する重傷を負い、戦線を離脱。10月に復帰後は平和島GⅢオールレディース→戸田GⅢオールレディースで連続優出といきなり結果を残している。

 この復活劇につながっているのがケガによる心境の変化だ。「気持ちが変わったのが一番大きい。『勝ちたい、勝たなきゃ』から、今はできることをしっかりやって、無事にレースから帰ってくることを意識している」と明かす。
 
 無事に帰ってくる――。これを最優先することで調整方法も変わった。「ケガの前は自分の腕の方を信じてペラやエンジンの仕上げが雑になっていた部分があったけど、今は乗り心地を重視してしっかり調整している」という。

 事故を避けるために乗り心地中心にしっかりと仕上げることで結果にもつながった。今節もきっちり調整して巻き返す。