ボートレース下関のプレミアムGⅠ「第10回ヤングダービー」(優勝賞金1200万円)は24日、12Rで優勝戦が行われ、2号艇・上條暢嵩(29=大阪)がまくって制した。GⅠは2019年4月当地ダイヤモンドカップ以来2度目の制覇。来年3月に開催される戸田SGクラシックの権利もゲットした。
若手レーサーが集まるとレースは荒れて1号艇が敗れることが多くあるが、今節は初日、2日目は逃げ10本。5日間では1号艇の勝利が46勝。インが強い下関らしさが光っていた。最終日も11Rまでイン逃げ10本と今節を象徴する流れとなっていた。こうなれば、自然と1号艇が圧倒的に人気になる。
そして、迎えた優勝戦。ヤングダービーラストイヤーの上條が1号艇・入海のGⅠ初Vの夢を打ち破った。2コースからコンマ18のスタートからジカまくりを敢行。「スタートは入っていると思っていた。エンジンの仕上がりは万全でしたね。これ以上ない。行き足でハナを切れば(まくりに)行く気でした。素直にうれしいです」と満面の笑みで快勝劇を振り返った。
誰よりも熱い思いで乗り込んだ最後のヤングダービー。それはレースにも表れていた。予選の外枠では果敢に〝勝てる位置〟へ動き結果を残した。「(優勝戦は)行く前からやれる気がしていた。自分が一番、冷静だったと思う。経験で勝てました」と振り返った。
「ヤングダービー自体、大阪支部の優勝がなかったので大阪が取れて良かった。まだすごい後輩がたくさんいるので誰かがとると思います」と最高の形で〝バトン〟をつないだ。
「磯部(誠)さんが2コースから勝った時がすごく印象に残っていて自分もラストイヤーでワンチャン2コースから勝てるんじゃないかって思っていました。根拠のない自信ですけど、その通りになってくれました」。
ヤングダービーは〝卒業〟。さらに上の舞台への挑戦が本格的にスタートする。












