ジャーナリストの鈴木エイト氏が5日放送のMBSテレビの「よんチャンTV」に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教団トップの韓鶴子総裁の発言について言及した。

 報道によると、韓総裁は今年6月末に行われた教団内部の集会で「岸田(首相)をここに呼びつけて教育を受けさせなさい」「日本は第2次世界大戦の戦犯国家で、罪を犯した国だ。賠償をしないといけない」などと発言したという。

 これについて鈴木氏は「これは実質、裏読みすると、献金を集めることを正当化している発言に他ならないですよね」と指摘。「過去の戦争のこの経緯を踏まえてですね、賠償すべきだとしても、日本のお金を統一教会に賠償する必要は何もないはずなんですけど、そこをうまくすり替えて、信者に対してもそういうことをこれまでずっと刷り込んできてるんです」と解説した。

 その上で鈴木氏は「教会内は今、粉飾発覚や金銭トラブルで財政難。事件後、日本からの送金も滞っている」と分析する。

 その詳細について「実際、教団の財政がかなり悪化してるってことを初めて韓鶴子総裁がこの5月に知り、分派である三男派との訴訟に敗れた件とかで700億円ぐらいの賠償金を払わなきゃいけなくなった。で、昨年の安倍晋三元首相銃撃事件以降、日本から韓国に送金がなされていない。お金に困っている中で、こういう発言が出るのはある程度当然なのかなと思いますね」と説明した。

 また、資金源のほとんどは日本か?という問いに鈴木氏は「教会だけでなく、関連会社であるとか、いろんな経済団体があってですね、そういうところにもほとんどすべて採算が悪いところは、日本からのお金が充当されてるってことを言われてます」とうなずいた。

 さらに教団の資金難ぶりについて「韓国国内の優良な不動産を売りに出していたりとか、そういう情報もある」と明かしていた。