◇片岡雅裕(37)香川支部101期
ボートレース徳山のSG「第33回グランドチャンピオン」が20日に開幕する。昨年4月~今年3月のSG優勝戦完走など艇界の最高峰グレードで活躍したレーサーのみが出場が許される。このため「SGの中のSG」と呼ばれるビッグレースだ。カウントダウンコラム「SGの真価」第2回は昨年8月の浜名湖メモリアルを制し、一気にトップレーサーの道を駆け上がった片岡雅裕にスポットをあてた。
昨年8月の浜名湖メモリアルでSG初Vを成し遂げると、その勢いを持続したまま12月の大村グランプリでファイナルに進出(6着)。2023年のSG8大会優先出場権も獲得した。四国を代表するSG常連のトップレーサーとして定着しつつある。
「SGの中のSG」と称されるグラチャン出場権はSG優勝戦完走、SG予選得点が選考基準になっている。すでに優先出走権は持っていたものの、昨年のSG4優出は山口剛(今回は選出除外)と並んで最多。今大会に参戦するにはふさわしい実績を残している。
「去年はホントにいい1年になった。SGを勝てたし、出来過ぎだったと思いますね。初めてグランプリにも出てもそんなに緊張することはなかったし、終わってみれば楽しかった。今年もそう言えるようにしたい」
今年に入ってからは平和島クラシック、芦屋オールスターとSG2大会は予選落ちに終わっている。記念戦線では5月の児島GⅠ周年記念での優出(4着)実績があるが、昨年の躍進を考えたら物足りなさも残る。「最近のエンジン出しは去年に比べたら普通ですね。もうちょっと出さないといけないなと思ってます」と調整面で課題を残しながら戦っているのが現状だ。
舞台となる徳山は2020年7月に優勝。昨年6月のGⅢ企業杯で優出3着と結果を残している。「走りやすいイメージがあるし、何となくいいと思っている」と得意水面のひとつではある。
昨年のグランプリファイナリストとしてさらなる飛躍に期待が高まっているのは自身が一番実感している。改めて、ここまでの航跡を振り返り「ここまで前半戦はゆっくり〝休憩〟してしまった感じなので、もう1回グランプリを目指してスイッチを入れていかないとダメですね」との思いも強い。
現在、通算997勝で今大会で節目の記録達成にも十分、期待できる。恵まれとはいえ、メモリアルを6コースから制したように大舞台での勝負強さは兼ね備えている。シリーズ終盤のここ一番で脚光を浴びるシーンもありそうだ。












