乃木坂46の1期生・齋藤飛鳥(24)が18日、東京ドームで卒業コンサートを開催。昨年末にグループから卒業していたが、この日をもって正式にメンバーとしての活動を終えた。

 2011年8月、乃木坂46の第1期生オーディションに最年少メンバーとして合格し、長きにわたり〝エース〟としてけん引してきた。

 アンコールでは白いドレス姿で登場。卒業スピーチとして、アイドル最後の思いを伝えた。

 齋藤は「昨日、今日と心から楽しい、幸せなライブを作ることができました。でも、私がライブとか乃木坂としての活動を、心から余裕を持って楽しめたのはちょっと遅かったかな。回りくどい生き方をしてきたなと振り返ると思います。いろんなキャラクターも迷走したし、メンバーやスタッフさんに頼ったり甘えたりするのもなかなかやり方がわからずに…」と素直に吐露した。

 それでも、自身ラストシングルとなった31stシングル「ここにはないもの」をはじめ、「裸足でSummer」「いつかできるから今日できる」「ジコチューで行こう!」「Sing Out!」の5曲でシングルセンターを担当。これまで24枚のシングルで選抜入りしてきた。

 齋藤は「穏やかに楽しく生きれているのは、乃木坂に関わるみんなが周りの人を大事にしているからだなと思います。『恩返し』という言葉があるんですけど、私はもっと好きな言葉『恩送り』がある。その言葉を知ってから、メンバーやスタッフさんに対しても、気持ちの整理ができた気がした。恩を返すだけでなく、どんどん恩を送っていって連鎖していくのはすてきだなと思う。それは私たちも歌で歌ってるなって思うし、その言葉をいまはすごく大切にしています」と伝えた。

 学生時代には不登校を経験したことを告白。「乃木坂で一緒に過ごした1期生のみんなは同期として、すごく心が通った瞬間があった。今は乃木坂を守ってくれてる後輩の子たちがすごく大切です…」と声を詰まらせ、ファンに「絶対にこれから乃木坂46のみんなのことを守って、見守ってほしいなと思ってます。もう1期生いない乃木坂46になりますが、これからの乃木坂46をどうかよろしくお願いします」と頭を下げた。

 卒コンは前日17日に行われた初日公演と合わせ各日5万人、計10万人を動員。生配信を含め、大勢のファンが〝アイドル・齋藤飛鳥〟のラストステージを見守った。