小田原競輪S級シリーズ(FⅠ)が25日に開幕。今開催には先日、エジプトのカイロで行われた「2023UCIトラックネーションズカップ第2戦」ケイリンで金メダルを獲得した中野慎詞(23=岩手)とチームスプリントで銅メダルを獲得した小原佑太(27=青森)が参戦する。

 自転車界に新たな〝世界の中野〟が誕生した。「第1戦(ジャカルタ)は調子が良かったのに仕掛けるタイミングや判断ミスがあって結果を出せなかった。2戦目はあとがない状況だったので、落ち着いて力を出し切ろうと。それが成績につながりました。個人種目では初のメダルが金メダルだったのはうれしかったです」と快挙を振り返った。

 競輪参戦は今年初となる。「(競輪用の)鉄のフレームにはまだ今年一度も乗っていないので、(前検日の)指定練習で感覚をつかみたい。落ち着いて、冷静に行けるところから仕掛けたいです」と意気込みを口にした。

 また小原もチームスプリント第3走者としてメダル獲得に貢献した。「(メダルは)ようやく、です。劇的に変わったりレベルアップしたって感じじゃないけど、タイムも縮まってきて結果も出せたので」

 中野同様、こちらも今年初戦で「直前は疲れを取ったり時差ボケを直したり。休養に充ててきました」と調整過程を明かした。