6日間にわたって熱戦が繰り広げられたボートレース蒲郡のGⅡ「第7回レディースオールスター」は26日、12Rで優勝戦(優勝賞金450万円)が行われ、長嶋万記(41=静岡)がインからコンマ05のトップスタートを決めて逃げ切りV。記念初タイトルを獲得した。
準優勝戦が行われた5日目と同様に5メートル前後の横風が吹く難コンディション。強弱に加えて、風向きも微妙に変化する水面状況になったが「緊張は経験の分、大丈夫でした」と当地巧者らしく、落ち着き払っていた。伸びる高田ひかるの仕掛けはお見通しとばかりにきっちり止めて力強く先マイ。快パワーを誇る田口の追撃もしっかり振り切って完勝した。
トップスタートで先陣を切ったのは気迫の表れ。「ちょっと落としたけど、足がきていたので持ちました。とにかくターン回りに寄らないように」と準優の反省点も踏まえて冷静に大一番に臨めたことが勝因のひとつだ。
これまでGⅠで4優出。GⅡはこれが9回目の優出。100期以降が台頭する前からタイトルに近い強豪と言われ続けながら、なかなか手に届かなかった。この〝無冠〟のジレンマをリセットする転機となったのが昨年12月の住之江PGIクイーンズクライマックスでの優勝戦だった。6号艇から動いて4コースへ。「前づけにいって」普段のレーススタイルを崩してしまったことで改めて、自分らしさを問いかけるきっかけになった。
「今まで以上に集中するようになったら自分の中でタイトルがタイトルじゃないというか…。普通のオール女子だと思えるようになった。タイトルはガリガリ君のおまけと思えるようになりましたね」と冗談交じりに語る姿こそ〝進化〟の証しだ。
当地はこれで通算5V。全24場の中で最多優勝回数となった。「蒲郡が一番好きだし、蒲郡では何でも欲しい!」と相思相愛の水面で最高の結果を残した。「最高の仲間と、最高のファンと一緒に走れて最高にうれしい」と感謝の思いを胸に喜びを爆発させた。












