羽生善治九段(52)が藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖=20)に挑戦する第72期ALSOK杯王将戦第1局が静岡県掛川市で8日、9日の2日間にわたって行われ、91手で先手の藤井王将が先勝した。
現在最強の藤井王将とタイトル通算100期をかける羽生九段の「夢の対決」として注目を集めていた第1局は、2日目に入って突如激しい攻め合いに突入。しかし、中盤以降、徐々にリードを広げて快勝した。
藤井王将はここまで2022年度先手番では20勝1敗、95・2%という驚異的な勝率を叩きだしている。この戦いでも、先手番の藤井王将の強さを見せつけた。
YouTubeの「囲碁将棋プラス」で解説をしていた森内俊之九段は、藤井王将が勝勢になると「羽生九段には悪手はない。普通に指しているのに、いつの間にか悪くなっている。どこで形勢を損ねたのか。不思議な感じです」と驚嘆。羽生九段も終局後「何が悪かったのか調べてみないと分からない」と首をひねった。
第2局は21日、22日に大阪府高槻市で行われる。先手番の羽生九段がどんな戦いを見せるのか注目だ。











