小田原競輪S級シリーズが1日に幕を開けた。S級1班で唯一の予選スタートだった佐藤幸治(37=長崎)が初日予選6Rを快勝。〝格上〟の意地を見せた。

 今シリーズに参戦しているS級1班8人のうち、佐藤は前検日(11月30日)時点では7番目の競走得点を有していた。しかし今回は12月開催のため、1日からのレースで適用される競走得点が月変わりで更新されるため、佐藤は8番手扱い…。そのためS級1班で唯一の予選スタートとなった。

 近況の成績がイマイチで人気を落としていた佐藤だったが、タイミング良くカマすと別線の巻き返しを許さず完勝。さすが1班という走りで特選漏れのうっ憤を晴らした。

「焦りなく冷静に走れたし、久々に感じ良く踏めました。ずっと準決に乗れていなかったので、久しぶりに勝ち上がれたのが何よりうれしい。体調を崩したあとしばらくボロボロで、練習を再開したがギックリ腰をやってとずっと散々だったので(苦笑)。でもようやく兆しが見えてきた。ここからさらに上がっていくと思います」

 好感触での白星に表情も明るい。復調気配漂う実力者が準決以降も暴れ回る!