浜松オートのGⅡ「オートレースメモリアル」は30日、12Rで優勝戦を行い、加賀谷建明(44=川口)が速攻を決め、前節の飯塚GI戦に続くグレード戦Vを決めた。GⅡは4回目、通算では22回目の優勝。2着は鈴木圭一郎、3着には佐藤貴也が入った。

 注目のスタートで1コーナーを制したのは加賀谷。佐藤が続くがハイペースで逃げ、周回ごとに突き放す。6周回で鈴木が2番手に浮上したが追いつく距離ではなく、見事な独走劇だった。

 勝因のスタートは「黒ちゃん(黒川京介)に教わって、だいぶ切れるようになった。一時は自信がなくて、ごまかしごまかしだった」と後輩のアドバイスで良化、今回も抜群の切れで他を圧倒した。さらに「準決の雨おろしのタイヤも跳ねなかった」と足周りも万全だった。

 脳と脊髄の腫瘍摘出手術から復帰した前節の飯塚「開設66周年記念」で復活を示すGI初制覇。そして今節も優勝とグレード戦連続制覇の快進撃に「ヤバい、何でだ? デキ過ぎで怖い。ビックリ」と信じられない様子。だが今、誰よりも勢いがある。川口SG・スーパースター王座決定戦も楽しみになってきた。「これを自信に年末まで頑張りたい」と好走を誓った。