浜松オートのGⅡ「オートレースメモリアル」は29日の4日目、準決勝戦が行われた。川口勢8人で争われた10Rの準決勝戦は、加賀谷建明(44)が得意の湿走路で1着を奪取し優出を決めた。

 浜松の湿走路は内めの〝一本道〟で外側は滑って進んでいかない傾向がある。だが加賀谷には無関係のようで、外めを回り2周回で先頭に立ち、後続を振り切った。「滑っても(グリップを)開けていける。雨に関しては問題ない」とキッパリ。レース後、出迎えた選手からも「すごい」と驚きの声が上がっていた。

 30日の優勝戦は天気が回復する予報。「晴れはタイヤくらい。タイヤが跳ねなければ初日(1着)のようなレースができると思う。エンジンは乗りやすいしいい」。2、3日目はタイヤが良くなくいい結果が出なかった。エンジン本体を信頼し、足周りだけ良くすることだけを考える。

 脳と脊髄の腫瘍摘出手術から復帰した前節の飯塚GI戦に続き、連続優出となった。「デキ過ぎ。でも流れはいい」と笑顔。勢いは文句なしで2節連続のグレード戦Vとなるか注目だ。