◇浜田亜理沙(34)埼玉支部104期

〝年末決戦〟出場権ゲットのラストチャンスとなるボートレース鳴門のSG「第25回チャレンジカップ」、GⅡ「第9回レディースチャンピオンカップ」の開幕が22日に迫った。2022年の頂点を決めるグランプリ、クイーンズクライマックスを意識した戦いは激化必至だ。カウントダウンコラム「その先の決戦へ」第2回はレディースCC初参戦となる浜田亜理沙が大会への思いを語った。

 過去GⅠ出場9回、GⅡには7度出場している実力者だが、今大会は意外にもこれが初出場。「去年、行きたいと思って行けなかった。一年の目標にしてきたので出場できてうれしいです」と喜びをかみしめた。

 出場に向けて心掛けていたことがある。それはスタートだ。デビューして13年6か月、これまで20本のFが浜田を苦しめてきた。「私はFが多いので…。とにかく走ることが大事だと思ったので、(Fを)切らないように、遅くてもいいから入っているスタートを心掛けました」と今までの反省を生かし、新たな取り組みに挑んだ。その結果、2022年はスタート事故0。コンスタントに出走と賞金を積み重ね、今回の出場にこぎつけた。

 今年の6月には多摩川ヴィーナスシリーズで自身通算4度目のⅤ。これは2013年9月桐生以来のⅤで実に8年9か月ぶり。「優勝したいと思ってできるものではないですからね。ホッとしました」と久々の美酒に酔いしれた。さらに7月の津ヴィーナスシリーズでもイン逃げを決めてⅤ。10月の児島オールレディースではⅤ戦の1枠を手にしながらも悔しい❷着。安定感抜群の走りで大いに存在感を示した。

 2023年前期適用勝率は6・65をマークし、A1復帰も果たした。近況については「調整が合えば結果が出るし、逆に合わないと結果が出ない。エンジンなりの感じですかね」と冷静に分析する。

「最近はリズムが良くない」と話すが、10月のびわこ→児島(優出2着)→大村と3節連続で予選突破と上昇ムード。直前の大村では9走中、連を外したのは1度だけ。節間の平均スタートもコンマ12と鋭さを見せた。

 舞台の鳴門には2021年1月以来の参戦。「(鳴門は)良かったり悪かったり。でも嫌いではないですよ」とニッコリ。過去2度の優出実績があるように不安要素はなさそうだ。

 19日現在で賞金ランク17位。クイーンズクライマックス出場の条件は〝優勝〟だ。「私は力むと空回りするタイプ。優勝を目指すと言うよりもいつも通りに一走一走、1着を目指して走ります」と普段通りの姿で初登場の今大会に〝チャレンジ〟。年末へ向けて最後の大勝負に挑む。