お笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(53)がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)が来年3月に終了することになった。

 2006年の放送開始から17年。加藤は11日放送の同番組冒頭で終了を報告。「もう決まりましたからね。日テレの決定ということで」と伝え「17年という期間をやらせてもらった。小学校6年生、中学校3年生、高校3年生、大学4年生、さらに1留してるわけですよ。1留してやっと卒業かという感じですよ」と心境を吐露した。

 日本テレビは番組終了の理由について「テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため」と一部メディアに説明。来年4月から平日朝(月~木曜午前8時~11時半/金曜午前8時~10時25分)の改編を行い、「スッキリ」と「バゲット」を終了するという。

 朝の情報番組は各局激戦で、世帯視聴率でみれば、王者はテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」の定位置。次点は長らく「スッキリ」だったが、このところは俳優・谷原章介を配したフジテレビ系「めざまし8」や麒麟・川島明がMCを務める「ラヴィット」(TBS)の猛追を受け防戦一方だった。

 しかし、購買意欲が高く、広告代理店が重視する13歳~49歳男女のコア層からの支持を見てみると「スッキリ」はまだ地力があった。テレビ関係者の話。

「コア視聴率では『スッキリ』が強く、世帯視聴率トップの『モーニングショー』は下から数えた方が早い。だから『スッキリ』の終了には驚く声も多い」

 ただし、同関係者はこうも付け加える。

「そのコア層でも『めざまし8』や『ラヴィット』に〝浸食〟を許すような状況。日テレからすれば『負ける前に代える』ということなのだと思う。どんなに番組リニューアルをしても加藤さんがメーン司会に座る限りは、『めざまし8』や『ラヴィット』のような抜本的変化をアピールするには至らない」

 加藤は19年に勃発した吉本興業の〝闇営業騒動〟の際、同番組で吉本上層部を名指しで批判し、〝加藤の乱〟と形容された。その後加藤は吉本とエージェント契約に移行したが、それも昨年3月に終了した。関係者によると、「スッキリ」は吉本が取ってきた仕事だという。