俳優の香川照之(56)が「ウラ六本木クラス」も〝降板〟したことが分かった。

 東京・銀座のクラブホステスへの〝性加害〟を報じられ、出演CMや番組が続々と消滅するなか、唯一その姿を見ることができるのがテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」だ。

 主人公で、六本木の居酒屋「二代目みやべ」の店長・宮部新を演じるのは、俳優の竹内涼真。同店の店員を元欅坂46の平手友梨奈が好演している。香川は新の宿敵で、外食産業トップに君臨する「長屋ホールディングス」会長・長屋茂を演じている。

「香川さんはエンディングに向かって欠かせない重要な役どころです。テレ朝は放送中断も香川さんの途中降板もしないことを発表しましたが、それは止むを得ません。局に批判的な声も届いてはいますが『作品に罪はない』という声も多いです」(テレ朝関係者)

 最終回の放送は29日を予定。撮影はすでに終了している。

 同ドラマはテレ朝とKDDIの合弁で設立された定額制動画配信サービス「TELASA」で、撮影の裏側や出演者の秘話などを深堀りする「ウラ六本木クラス」を配信している。関係者によると、最終回に向けてキャストの意外な一面を暴露する企画が予定され、そこに香川も出演するはずだったという。

 しかし、一連の騒動で白紙に…。ドラマ本作では降板を免れたが、「ウラ六本木クラス」では〝降板〟した形だ。

「香川さんは、自分と目線を合わせてくれなかったり、なかなか笑顔を見せてくれない平手さんに興味津々だった。ツンデレな態度が気になるようで、撮影が終わるまでに『平手さんと仲良くなる』とやや強引な絡み方もしていた。しかし、距離が縮まりかけていたタイミングで、性加害報道に見舞われてしまった」(ドラマ関係者)

〝平手ウォッチャー〟と化していた香川だが、元トップアイドルとの距離を縮めるどころではない騒ぎになった。

 そればかりか、今後は多くの女優から共演NGが出ることも考えられる。残念ながら身から出た錆というしかないか。