ご当地ソングの女王・水森かおり(48)と、デビュー30年目を迎える演歌歌手・市川由紀乃(46)の2人が、初めてのジョイントコンサートを22日、京都府・京都市のロームシアター京都メインホールで開いた。

 2人は、小学校時代から数々のカラオケ大会に出場し、共に好成績を上げてきた歌仲間で、デビューした後も親しく、その家族ぐるみでの付き合いは実に37年にも及ぶ。「いつか(レコード会社の枠を超えて)2人だけのコンサートができたいらいいね」と話していたことが今回、実現した。

 2人だけのときは、水森は市川を「真利ちゃん」、市川は水森を「ゆっこちゃん」と本名で呼び合っているという。この2人のステージは京都公演を皮切りに、7月1日愛知公演、8月9日大分公演、8月10日福岡公演、 9月5日仙台公演、9月13日札幌公演など、全国各地で公演を予定している。

 初日のステージでは満員の熱烈なファンが詰めかける中、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」をデュエットしてオープニングの幕を開け。昭和の名曲カバーから市川が「涙の連絡船」(都はるみ)、水森が「越冬つばめ」(森昌子)などを熱唱し、新曲コーナーでは水森が「九十九里浜」、市川が「都わすれ」を披露した。

 フィナーレは、アクセサリーも靴もすべてお揃いのものを着た2人が、今回のジョイントコンサートのために作られたオリジナル曲「ありがとう笑顔を」を、笑顔を見せながら歌い、全19曲のプログラムで最後まで客席を楽しませた。

 市川が「子どものころからかおりさんのことをずっと見てきて、いまも(目標の歌手として)追いかけている人なので、このジョイントコンサートは夢みたいですね」と目を細めれば、水森は「私も夢が叶い、ついにこの日が来たなという感慨深いものがあります。最後に歌った『ありがとう笑顔を』は、お客さまに対して『ありがとう』という気持ちを歌った作品ですが、由紀乃ちゃんに『ありがとう』という気持ちもあって、思わず感極まってしまいました」と大感激した。