ホワイトハウスで開かれた米共和党大会で25日(日本時間26日)、トランプ大統領の応援演説をした妻のメラニア夫人(50)の外国なまりの英語を嘲笑するツイートをした米女優ベット・ミドラー(74)に批判が殺到。すると、ベットを擁護する反トランプ派が加勢し、双方が入り乱れ、ツイッターが炎上している。

 メラニア夫人は旧ユーゴスラビアのスロベニア生まれ。モデルをしていたが、1996年に内戦の影響で故郷を離れ渡米。2001年に米国へ帰化した。

 英語が母国語ではないため特有のアクセントがあり、演説を聞いていたベットは「オー、ゴッド! この人まだ英語がしゃべれないわ」と侮蔑するツイート。

 続けて「彼女はいろんな言語でいくつかの単語を話せるんだ」とちゃかして、「あの不法外国人を壇上から引きずり下ろせ」と畳みかけた。

 その後も「あんたはラッキーなスロベニア人! でも、たくさん手術をしたのに、ちょっとくじ運が悪かったね。あんなデカいうすのろに捕まったんだから」とトランプ氏も侮辱した。

 米FOXニュースによると、ベットの一連のツイートはすぐに猛批判を浴びた。

 ラジオ番組司会者ダナ・レッシュ氏は「1か国語しかできない外国人嫌いが、5か国語を話す移民をバカにしてる」と反応。俳優ジェームズ・ウッズも「多様性を訴える政党はなまりがあるアメリカ人をバカにするんだ…」と皮肉たっぷりにツイートした。

 保守派の作家でポッドキャスターのアリー・ベス・スタッキー氏は「トランプ氏を人種差別主義者と呼ぶ人がよく言うわ」とあきれた様子でつぶやいた。

 ベットはジャニス・ジョプリンをモデルにした映画「ローズ」での主演女優賞を含め、ゴールデングローブ賞を4度受賞。ほかにも3度のエミー賞、2度のトニー賞に加え、歌手としても3度のグラミー賞を獲得。ハリウッドを代表する女優兼歌手だ。反トランプの急先鋒としても知られる。