プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手(20)が完全試合を達成したことで、ニセモノも動きだした。野球選手のモノマネ芸人たちで構成される「偽(いつわり)ジャパン」が、〝令和の怪物〟のモノマネ芸人の〝スカウト〟に本格的に着手するのだ。芸名はすでに考案済み。それはズバリ、「佐々木浪費」――。
偽ジャパンは野球日本代表「侍ジャパン」から公認されていないものの黙認されており、バラエティー番組やイベントへの出演で球界の発展に尽力している。
メンバーは、さかとも(巨人=坂本勇人)、あれ慎之助(巨人=阿部慎之助コーチ)、山田別人(ヤクルト=山田哲人)、米・大リーグではマネケン(ミネソタ・ツインズ=前田健太)、不都合(ピッツバーグ・パイレーツ=筒香嘉智)ら。メンバーの入団・退団を繰り返しながら現在、総勢20人ほど。偽ジャパンで代表を務めるのは、燃える闘魂アントニオ猪木のモノマネ芸人アントキの猪木(48)だ。
ロッテの佐々木朗が覚醒の時を迎えたため、ここぞとばかりに便乗したいが、肝心のモノマネ芸人はいなかった。
かねてスカウトはしていたという。アントキの猪木は「佐々木投手が2019年のドラフトにかかった時から探しているんです」と明かす。
ただ、なかなか逸材は見つからない。
猪木は〝募集要項〟として、本家に対するリスペクトはもちろん、以下の条件を挙げた。
「佐々木投手が190センチなので、180センチくらいほしいですね。あとは何より顔が似ていることかな。やっぱりインパクトがありますし。野球経験はあったほうが、仕事の幅が広がります」
と言いつつ、現在の偽ジャパンのメンバーで野球経験者は「1割(苦笑)」というから絶対ではない。
左足を高く上げる独特のフォームは、形態模写を繰り返せばマスターできるだろう。
入団前から早くも芸名は考案していた。
「岩手・大船渡高時代に注目されたころから、モノマネ芸人の芸名は『佐々木浪費』と決めていました」
設定キャラも浮かんでいる。
「いつもクレジットカードの請求額が満額とか家に請求書がいっぱい来てるとか、ロッテなので『ビックリマンチョコ』を大量に買いまくるとか、背番号が17なので競馬でいつも1と7を買ってしまうとか」
スカウトは難航することもある。エンゼルスの大谷翔平投手のモノマネ芸人は、偽ジャパンへの入団が寸前で破談になった。
「その人は有名企業の社員で、大学まで野球経験がありました。草野球で140キロを投げる右腕。ただ、やはり本業があったので…」
とはいえ、大谷同様、大リーグでの活躍も期待される佐々木朗のモノマネ芸人なら、オファーは引きも切らないだろう。果たして〝令和の偽者〟は現れるか。












