川口オートのGI「開設70周年記念グランプリレース」は22日の4日目、9~12Rで準決勝戦を行った。

 その9Rを制したのは中村雅人(41=川口)。10メートルオープンの8番車と大外からカマシを決め、1コーナーで平田雅崇との3番手争いの位置に。直後にかわし、4周回に田村治郎、最終回に逃げる加賀谷建明を差して先頭に立ち、1着ゴールを決めた。

 レース後、ロッカーに戻り、同期らの出迎えを受け「(スタートが)切れたね」と勝利のカギとなる飛び出しを振り返った。

 ただ、マシン状態は納得していない様子。「初日のタイヤは跳ねないが滑る。タイヤが低いので交換する。エンジンも少しずれている感じ。リングを替えて悪くなっていないけど、夕練で乗ってみて、またリングを替えるかも」と、ひと調整の構えだ。

 昨年の当大会優勝戦は車体の故障によりレース途中で競走中止に。「今年は無事に走りたい」と控えめだが、準決で勝てているだけにエンジンのベースは悪くない。当地GI初制覇のチャンスは十分ある。