女性ファッション誌「ar(アール)」編集部の公式ツイッターは6日、日本の11人組アイドルグループ「JO1」の連載の〝休止〟を発表した。対象は3月号(2月12日発売)と4月号(3月12日発売)。連載は11月にスタートしたばかりで、3月号発売直前での休載は何とも不自然。ドタバタ劇の裏側を探ると、日韓にまたがるグループゆえのトラブルが浮き彫りになった――。

 JO1は、韓国の人気オーディション番組「PRODUCE101」の日本版「PRODUCE 101 JAPAN」(TBS系)の合格者11人で結成され、2020年3月に「無限大・infinity」でデビューした。

「ar」の連載「JO1 meets」は、11人のJO1メンバーそれぞれが、あこがれのゲストと夢の対談を行うというもの。11月発売の12月号からスタートし、初回は豆原一成と白濱亜嵐、1月号では木全翔也と西川貴教、2月号では白岩瑠姫とHYDEが対談を果たしている。大物アーティストが立て続けにキャスティングされたため、SNS上には「こういうのが見たかった」「対談を読んで泣いた」と、ファンからは大好評だった。

 ところが、だ。3月号の発売が12日に迫るなか、ar編集部の公式ツイッターが6日、次のような発表を行った。

「いつも温かい応援のお言葉ありがとうございます。連載『JO1 meets』の3、4月号を都合により休載とさせて頂きます。何卒ご理解いただけますと幸いです」

 3月号はメンバーの特別コメントつき「JO1相性診断」(9P)を掲載することになり、ファンは安堵しているものの、直前の発表に唐突感は否めない。この背景には、雑誌側とJO1側での連絡がうまくいっていなかったことが原因にあるという。芸能プロ関係者がこう明かす。

「JO1は、新曲の収録などのため韓国で合宿を行っており、今年1月初めに韓国入りしています。ところが、マネジメント担当者がそれを編集部に伝えていなかったらしい。勢いのあるグループなので、出てくるスケジュールも韓国ありきで、対談相手にビックネームを求めてくることもあったそうです」

 マネジメントは、日本の芸能事務所「吉本興業」と、韓国のエンタテインメント企業「CJ ENM」による合弁会社「LAPONEエンタテインメント」が担っている。日韓にまたがるグループだけに、コミュニケーションに齟齬(そご)が生まれやすいのかもしれない。

 あるテレビ局関係者は「2019年にデビューしたばかりの新しいグループなので、事務所関係者も現場をよくわかっていなんです。芸能イベントでも段取りがスムーズにいかないことが少なくないと聞く」と指摘した。

 JO1の韓国合宿のスケジュールや対談相手をめぐるトラブルについて、ar編集部に問い合わせると「今回の休載につきましては、コロナウイルスの感染拡大に伴い関係各所にご迷惑をおかけしないよう配慮した結果であり、トラブルがあったという事実は一切ございません」と回答。同様の質問状を吉本興業にも送ったが、回答はなかった。

 日韓にまたがるグループだからこそ、丁寧な連絡が欠かせない。