歌手で上海音楽学院名誉教授の谷村新司(66)が3日、東京・渋谷区で来春開局予定のコミュニティーFM「渋谷のラジオ」(箭内道彦理事長)の概要発表会見を行った。
 
 深夜ラジオでの下ネタトークなど、長年ラジオパーソナリティーとして業界に関わってきた谷村は「渋谷区には青春があふれている。妻とは竹下通りのお店で出会い、一目ぼれして口説き落とした。結婚してマンションを借りたのも渋谷区だし、渋谷区で作った曲もたくさんある。盛り上げにひと役買いたい」と抱負を語った。
 
 同局では「OSA(長)」の肩書で協力する。長年の経験からラジオについて一家言あり、普段着のコミュニケーションを心がける谷村は「テレビ局も含めて、今の世の中、もう数字やレーティングなんてどうでもいいんじゃないか。手弁当でいいので数字から解き放たれて、誰とも競うことなく、すてきなものを作り上げたい。ラジオを通しておいしい店を見つけたり、人と出会ったり。そういうことにこそ価値がある」と持論を展開してみせた。
 
 一方で、2日放送の「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)では、AKB48とのコラボで「赤鼻のトナカイ」を歌い、瞬間最高視聴率20・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をしっかり叩き出すなど、いまだ高い人気を誇る。中国でも抜群の知名度があるだけに、ツーリスト向けの外国語放送も視野に入れる同局には、欠かせない人物といえる。
 
 この日も「ラジオ局の前に鳥居とさい銭箱を置いたら、通りかかった人が投げ銭を入れてくれるかな」とアイデアを出すなどやる気十分。芸能界屈指のAV、ビニ本コレクターだけに「ノーカット」「生」の放送コードギリギリトークを模索するとか。開局が待ち遠しい。