いよいよ2021年ボート界の総決算となるSG「第36回グランプリ」が14日、大阪・ボートレース住之江で開幕する。
今年のグランプリメンバーで唯一の新参者=初出場となるのが丸野一樹(30=滋賀)だ。紆余曲折を乗り越えて今年、大きく成長を遂げた注目のレーサーだ。
7月の芦屋SGオーシャンカップ初日の試運転中に転覆。左手の複数部分骨折(甲の骨3本)という重傷で1走もすることなく帰郷。診断結果は全治3か月。グランプリ出場にも黄信号が灯ったが、手術と懸命のリハビリでわずかひと月後の8月の蒲郡メモリアルで復帰すると、SG初優出(5着)と結果も残した。
「濃い1年でしたね。その分、レーサーとして強くなれた。人間としても強くなれたと思う」とメンタル面での成長を確信している。
直前の鳴門PGⅠ「BBCトーナメント」では3号艇からキレイな弧を描くまくり差しでイン瓜生正義を撃破、第3代チャンプに輝いた。「いい1節だった」と臨戦態勢も万全。
今回手にした38号機は2連対率39%の優良機で、特訓の感触にも「行き足、握り込みは悪くなかった。班でも下がることはなかったし、直線もまずまずなのかな。回転が合ってなかったけど前検としては合格ですね」と好評価を下した。
トライアル1stは鳴門Vと同じ3号艇。「やっとグランプリのスタートラインに立てた。ここから結果を出したい。いいレースができるように頑張るだけです」と新時代の幕を開けを告げるべく、いきなりセンセーショナルなレースをみせつけるつもりだ。












