ボートレース住之江のGⅠ「太閤賞 開設64周年記念」は7日が予選最終日。得点率トップに立ったのは5戦3勝オール3連対の新田雄史(36=三重)。一方で地元の主力・石野貴之(38=大阪)、太田和美(48=大阪)、丸岡正典(41=大阪)は低空飛行が続き、予選突破は厳しい状況だ。

 地元勢では湯川浩司(41=大阪)に次ぎ、木下翔太(29=大阪)とともに得点率7・50を叩き出しているのが井上忠政(25=大阪)だ。

 オールドファンに〝時代は変わった〟と認識させた井上のレースが、2日目2R。かつてボート界の最高峰に君臨していたイン烏野賢太(53=徳島)と3コースの山崎智也(46=群馬)を、4カド一撃で切って捨てたのだ。

 3日目も1Rをあっさり逃げ切ると、後半5Rの見せ場は最終1M。3番手を争う近江翔吾(28=香川)と篠崎仁志(33=福岡)を、5番手から豪快に握るとまとめて交わし逆転3着。追い風水面での強ツケマイは見た目以上に難度が高い。

「Sは2走とも放りました(1R=コンマ06、5R=コンマ09)。少しスタート勘がズレているけど、いいズレ方だと思います。足はそこまで伸びない。でも、追い風を意識した調整をして、しっかり舟が返ってきました」

 ここまで成績は4、1、1、3着と準優当確ライン。未知の新鋭が、飛躍の足場固めをしつつある。