【自転車】男子1キロTTは新田祐大が大会新で優勝「日本新記録を狙いたかった」

2020年11月08日 17時21分

1キロTT優勝の新田祐大(中)

 前橋競輪場で開催された「第89回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース」は8日、最終日を行った。男子1キロタイムトライアルは東京五輪代表に内定している新田祐大(34=JPCU)が大会新記録で自己ベストも更新する1分1秒551で優勝。全アマ統合後では同種目初優勝だが、前身の大会では4回の優勝実績がある。

「今回はこの種目は絶対優勝と思って臨みました。1秒以上自分のタイムを更新できたのは良かったけど、本当は1分を切って日本新記録を狙いたかった」

 日本記録の1分0秒017(中川誠一郎)のタイムには及ばなかったが、ブノワ・ベトゥ短距離コーチは「記録は高地でのもので、同じ条件なら58秒5くらい出ていたと思う」と評価するものだった。

 またベトゥコーチは今大会の短距離勢を振り返り「若手が育っていて、五輪代表内定選手に刺激を与え、彼らがさらに強くなる環境になっていた」と、日本全体のレベルアップを喜び、新田については「全体的なレベルアップは見えた」と評した。内定組の脇本雄太については「スプリント予選のタイムは良かったし、ケイリンの決勝はタイミングが悪かっただけ」。また結果がふるわなかった女子の小林優香(26=JPCU)については「かなり苦しい時期があってのこと。いい方向が見えたので」と話すにとどまった。小林は気持ちの面で揺らぎ「全く練習できない時期があった。勝てなかったのは当然」と告白。心の面での立て直しが求められているようだ。

〝世界女王〟梶原悠未(23=筑波大大学院)は3キロ個人パシュートとポイントレースをともに制し、2年連続で中距離6種目完全制覇を成し遂げた。

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