ボートレース界の〝レジェンド〟今村豊が電撃引退!

2020年10月08日 14時56分

引退会見を行った今村豊

 日本モーターボート競走会は8日、今村豊(山口=59)の選手登録消除、すなわち引退を発表。東京・港区六本木の「BOAT RACE六本木」で緊急会見を開いた。

〝プリンス〟、〝天才〟などの異名を取ったボートレース界の革命児が、いよいよ、そのレーサー人生に幕を引く時が来た。最後のレースとなった9月末の地元・徳山GI「ダイヤモンドカップ」は節間、未勝利に終わったものの、現在、期末を迎えつつある2021年前期級別審査でもA1級ラインはクリアする勝率6・49の成績を残していただけに、この突然の引退劇を惜しむ声も多い。

 今村は1981年5月にBR徳山でデビュー。いきなり初出走で初勝利を挙げると、半年後の初の級別格付で即、A級に昇級。95年にA1・2級制導入以降も51期連続でA1級をキープ。艇界最長となる39年間、連続78期、ただの一度もB級陥落がないまま現在に至った。このほかにもSG最短出場、同優出、同優勝や、GI最短Vなど、数々の艇界レコードを樹立してきた。

 その間、通算2880勝(歴代7位)、優勝142回(同3位)で、GIは48V。SGも7Vを達成。生涯獲得賞金は歴代第2位(1位=松井繁=38億1200円強)となる29億4144万6172円と、常に艇界トップを走り続けてきた〝スーパースター〟だった。