【ボートレース】修了記念競走 清水愛海が史上6人目の女子チャンプ 大山千広に匹敵する超逸材

2020年09月25日 13時42分

清水愛海訓練生(左)と荘林幸輝教官

 ボートレース第127期生の修了記念競走と修了式が25日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。注目の「養成所チャンプ」の座は清水愛海(あみ)訓練生(20=山口支部)が勝ち取り、史上6人目となる女子チャンプが誕生した。

 1年間にわたる厳しい訓練を乗り越えた男子15人、女子14人の29人の訓練生が卒業。11月からはプロレーサーとしての第一歩を踏み出すことになる。

 この日は修了式に先立って127期生全員による修了記念競走が行われ、メインの第5Rは養成期間中のリーグ戦の成績上位選手による「養成所チャンプ決定戦」が組まれた。歴代チャンプには三角哲男、太田和美、勝野竜次、池田浩二、田村隆信、新田雄史、篠崎仁志とSGウイナーがズラリと並ぶだけに毎年、注目を集める一戦となっている。

 レースは3コースの仲道大輔(20=愛知支部)がカドに引いて12/3456。インからコンマ09のトップスタートを決めた清水が握って、迫ってきた仲道を振り切って勝負を決めた。

 清水は「全速スタートを決めて思い通りのターンができました」と納得の表情でレースを振り返った。荘林幸輝実技教官から「最高だったよ!」と声をかけられると思わず涙。その荘林教官は「こんなに転覆の回数が多い子は初めて。でも転覆の仕方が悪い転覆ではなく、いい転覆。選手になってからの努力で大きく変わるから何ともいえないけど、訓練修了の段階では大山千広に匹敵するレベル」と人気、実力ともにトップレーサーの一人として活躍する先輩女子レーサーの名前を挙げて評価した。

 表彰式では127期の仲間に「一番、多くコケて同期のみんなに迷惑をかけてしまった。みんなには感謝の言葉しかないです」と深々と頭を下げた。

 初陣は11月2日から開幕する徳山一般戦。転んでも転んでも立ち上がり続けて〝ド根性娘″がデビューする。