ボートレーサーの毒島誠(36=群馬)が今年5月30日に紺綬褒章を受章し、9月1日に褒章伝達式が行われた。

 毒島は自然災害が発生するたびに被災地のためにと獲得賞金の一部を日本財団「災害復興特別基金」に寄付を続けた功績が認められ、国土交通大臣から推薦を受け、閣議決定を経て5月30日付で紺綬褒章授与が決定していた。褒章伝達式は公益財団法人「日本財団」で行われ、日本財団・笹川陽平会長から紺綬褒章が伝達された。

 毒島は「レーサーである自分ができることは走る姿をお見せすることだけ。しかし、頑張っていい結果を残し、それを被災者に寄り添って活動されている方々への活動資金として寄付することはできるなと思いレースに参加している。今後も皆さまに元気をお届けできるようなレースをしていきたい」とコメントした。