元阪神タイガース投手の川尻哲郎氏(52)がオーナーを務める東京都内の居酒屋「TIGER STADIUM」で23日、東スポ餃子試食会が行われた。

 栃木県産のニラと国産豚肉、そして高級青森県産にんにくを通常の3倍投入した〝ニンニクマシマシ餃子〟で話題の東スポ餃子。それに興味を示した川尻氏が試食をしてみたいということで本紙記者が招集され、今回の試食会が実現。川尻氏のゴーサインが出ればお店のメニューに加えることも検討するとのこと。

 早速、アツアツの餃子を頰張った川尻氏は「うん、うまい! 東スポだから半信半疑だったけど(笑い)、うまいよ」と絶賛。川尻氏が注目したのがニンニク3倍。「今年のタイガースの後半の失速はスタミナ不足」と指摘し、「シーズン中に選手が来たら食べさせるのもいいかもしれない」と前向き。

 これでメニュー追加成立かと思いきやそこは虎のノーヒッター、一筋縄では行かない。年末の風物詩であるプロ野球の契約交渉同様のやりとりが繰り広げられることになった。「メニューに加えるにはまだ詰めないといけない所がある。もう少し考える」と〝一発サイン〟とはならなかった。しかし川尻氏のお皿を見ると餃子は完食されていた。「ただ年末で忙しいだけでは」というツッコミを飲み込み、この日は退店。

 果たしてメニューに加えられるのか。越年覚悟で川尻氏との交渉が続く。