立民・辻元清美氏の応援に山崎拓元自民党幹事長「小選挙区は絶対に辻元清美、比例は自民に」

2021年10月27日 21時15分

辻元氏にエールを送った山崎拓氏(東スポWeb)
辻元氏にエールを送った山崎拓氏(東スポWeb)

 自民党幹事長、副総裁などを歴任し、2012年に政界を引退した山崎拓氏(84)が27日、衆院選(31日投開票)大阪10区に立憲民主党から出馬した辻元清美氏(60)の応援に駆けつけた。

 自民党の大隈和英氏、日本維新の会の池下卓氏が立候補し、大激戦の大阪10区。この日は池下氏のもとに鈴木宗男参院議員、大隈氏のもとに麻生太郎副総裁と、〝大物〟の応援が相次いでいたがトリを務めたのは山崎氏だった。

 大阪・高槻市でマイクを握った山崎氏は「私は元自民党の幹事長でございますので、あらかじめ申しておきます。小選挙区は絶対に辻元清美であるが、比例区は自民党でお願いします」と笑顔であいさつ。

 辻元氏を「25年も国会議員を体験して、今やベテランになられたが、なお若々しい情熱をもって政治に取り組んでいる。今の立憲民主党は枝野さんが党首で引っ張っているがどうも伸び悩んでいる。枝野さんも立派な政治家とは思うが、辻元さんのように大衆に働きかけ、みんなに愛され、行動力のある方が立憲民主党を引っ張ったらいいんじゃないか。辻元清美党首を実現した方が伸びるんじゃないかと期待している」と持ち上げた。

 辻元氏のもとには前回の総選挙でも、思想的に水と油と思われていた漫画家の小林よしのり氏が〝援軍〟に入るなど、意外な組み合わせが起きるが、自民党の元幹事長が立憲民主党候補を応援するとはなんとも不思議な話だ。

 2人は辻元氏が1996年に社会党から衆議院に初当選したころからの付き合いだという。当時は自社さ連立政権で、辻元氏は「山崎先生や加藤紘一先生から学んだことは、『意見や政党、思想信条が違う人でも、すべての人の暮らしと命を守るのが政治』ということ。意見が違う者がとことん議論して、着地点を見つける。時には国民のために妥協も恐れない。それが自民党だったし、自社さ連立政権だった」と振り返った。

 その上で、「山崎先生はいろんなお立場があるのに辻元を応援してくれる。その重みをしっかり受け止めて責任を果たしたい。良いことは党を超えて、みんなで力を合わせて、この危機の時代を乗り越えたい」と党を超えた応援に感謝していた。

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