「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開会式および閉会式のクリエイティブチームのメンバーが発表された。

 開会式と閉会式ともにショーディレクターを小林賢太郎、音楽監督をFPMの田中知之が務め、開会式は「コーネリアス」小山田圭吾(52)らが楽曲を担当することになった。

 開会式のコンセプトは「United by Emotion」。世界中の人々への感謝や称賛、未来への希望を感じる時間を作りたい、という願いが込められているという。

 そんななか、一部ネット上では小山田の名前に懸念の声が上がっている。音楽雑誌「ロッキング・オン・ジャパン」1994年1月号で、小山田が同級生いじめを自慢話のように告白していたことが蒸し返されているのだ。

「小学校時代の話で、障害者の同級生を跳び箱の中に閉じ込めたり、マットレスでぐるぐる巻きにしてみたり…なかなかハードな内容でした。ただ、批判を集めたのは、そうしたいじめ話を得意げに話す小山田の態度でした。ネット上では『クズ』批判が巻き起こりました」(音楽関係者)

 過去の話であり、現在の小山田を表すものではないが、SNS上では「ふさわしくない」「いじめの話は忘れていない」といった声が噴出。インターネットで「小山田」と検索するといじめ問題があっさり出てくるにも関わらず、キャスティングされたことに「どこ見て起用したんだ」「チェックしたの?」といった意見もあった。

 小山田は開会式で汚名を払拭するしかない。