タレントのマリエ(33)に水面下で持ち掛けられていた出版オファーが白紙に戻ったことが明らかになった。

 マリエと言えば、インスタライブで突如、10代の頃に芸能界引退した島田紳助氏から〝枕営業〟を持ち掛けられたと告発。その場には出川哲朗(57)らも同席し、制止しなかったと主張した。

 これを受け、出川の所属事務所は公式サイトで声明を発表。「出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」と疑惑を完全否定した。

 同時期、某有名出版社はマリエに告白本のオファーをかけていた。関係者によると「編集者が各方面に連絡し、マリエさんの〝窓口〟を探していました」という。

 本来、マリエのマネジメントを行うのは「レプロエンタテインメント」になるのだが、現在マリエが事務所以上に信頼を置いているのは、一部で恋人と報じられたアパレル会社代表のX氏だ。同氏は問題のインスタライブにも声だけ出演し、マリエに合いの手を入れている。

「出版社側はX氏サイドに話を持ちかけていた。暴露本となると、警戒されるので、あくまで『フォト自叙伝』のような形でオファーをかけていたようだ。セクシーな撮りおろしショットも予定し、ギャラも一介のタレント本とは比べものにならないほどの金額を提示したと言われる」(事情を知る関係者)

 ところが、ここにきて出版社サイドがマリエと距離を置くようになったという。〝訴訟リスク〟が浮上してきたためだ。

 渦中の出川が13日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演。松本人志に一連の騒動をイジられ「交通事故も交通事故」「これから事実が判明しますから。大丈夫です」と〝反撃〟。顔は笑っていたが、何らかの対応を取る可能性を示唆した。

「やるとしたら出川さんではなく、事務所が動くことになるでしょう。あの発言でせっかく築き上げた好感度にキズがつきましたからね。裁判ともなればマリエさんは証拠を出さねばならず、出川サイドは『ない』と踏んでいる。近いうちに何らかの動きがあるかもしれません」(ワイドショー関係者)

 こうした状況下では仮に出版物ができたところで火の粉が飛んでくる可能性大。出版社側が「一旦様子を見よう」となるのも無理もない。気付けばマリエはアンタッチャブルな存在になってしまったようだ。