日本の音楽を世界に通用させるには? 清春がテレビ局と事務所の悪しき慣習を指摘

2021年03月15日 06時15分

清春(中)は業界に直球を投げ込んだ

 コロナ禍で苦しむ音楽業界にあって、有名アーティストたちの〝生の声〟にテレビ局は応えることができるか――。

 ファンクバンド「シアターブルック」の佐藤タイジ(54)、アーティストの清春(52)が14日、東京・渋谷区の「LOFT9 Shibuya」で行われたトーク&ライブイベント「君ニ問フ Vol.2 コロナ禍音楽業界救済大作戦!―1兆円をどう使う⁉―」に出席した。

 同イベントはアーティスト、ジャーナリスト、スペシャリストたちが、様々な問題について話し合うもの。今回は経済産業省中小企業庁・村上敬亮氏と株式会社ロフトプロジェクト・加藤梅造氏も同席。中小企業庁による、企業の事業再構築に挑戦する事業者のための「事業再構築補助金」制度(3月中に募集開始予定)に関連し、コロナ禍で苦しむ音楽業界がどう変化しなければならないかを主なテーマに話し合った。

 佐藤が「俺は小規模の野外なら、気兼ねなくイベントを打てるぞ、というのがある。公園とかにステージがあるじゃないですか? そういうところで定期的にライブできるような仕組みにしたいんですよ」と提案すると、清春も「野外でやるんだったら、音楽だけじゃなくて、お笑いとか様々なジャンルの人がいたほうがいいよね?」と言うと、会場もうなずいた。

 テレビ局の取材も入り、議論は熱を帯びた。「日本の音楽を世界に通用するものにするために」というテーマでは、清春が「テレビ局の人にお願いしたい。テレビには〝すごくないもの〟を映さないでほしい」と熱く訴える場面も。

 音楽番組について「結局、事務所とテレビ局のつながりだけ。結局、まともに音楽やってる人は自分たちでやっちゃう」と問題点を指摘し、本物のミュージシャンをテレビが取り上げない時代を嘆いた。

 テレビ局にとっては耳の痛い話かもしれないが、清春の思いは届くか。

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