勾留先の東京湾岸署から釈放された伊藤健太郎容疑者は〝超VIP待遇〟だった?

 報道陣や野次馬100人以上が待ち構える中、午後7時半すぎ、署内から制服警官十数人が出てきて、正面玄関前のあちこちに立って目を光らせた。同署では9月30日、大麻取締法違反で起訴された俳優・伊勢谷友介被告の保釈時、迷惑ユーチューバーが敷地内に乱入するという〝失態〟があったばかり。明らかにその影響だ。

 8時過ぎに黒のスーツ姿で現れた伊藤容疑者は「深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。さらに「被害者の方々にも、これから僕自身、一生かけて償っていきたいと思っています」などと謝罪した。

 涙まで見せた2分余りの謝罪を終えると、高級ワゴン車の後部座席に乗り込み、湾岸署を後にした。後部座席は正面も両サイドもカーテンが敷かれ、中は全く見えない。車はもう2台あり、いずれも高級ワゴン車だった。

 近年、事件を起こし釈放・保釈された芸能人で、迎えの車が3台とは…。ご一行は、お台場から首都高に入ってレインボーブリッジを渡り六本木方面へ。釈放から30分弱で伊藤容疑者の自宅マンションの地下駐車場へ消えていった。

 道中、伊藤容疑者を乗せた車両に残り2台がピッタリ付いて徹底ガード。もちろん、3台とも猛スピードを出したり信号無視するなど、無謀な運転は一切なかった。

 伊藤容疑者の住まいは、都内一等地にある超高級賃貸。間取りにもよるがワンルームで30万円スタート、2LDKで150万円超の部屋もある。関係者によれば、伊藤容疑者の部屋は「100万円オーバー」だという。
 
 マンションに到着すると関係者と思しき男性が出てきて「ここは特徴ある建物だから写真撮らないで」「ウロチョロしないであっち行って」と、報道陣を追い払う一幕も。23歳でこんなハイクラス物件に住み、これだけ厚遇されたら勘違いするのも仕方がないかもしれない。