松本人志 銀座ホステス5000人を敵に回した“休業補償拒否”発言

2020年04月08日 15時30分

思わぬ波紋に松本も顔をしかめるしかない!?

「ダウンタウン」松本人志(56)がテレビカメラに向かって宣言した“ホステス休業補償拒否”が大波紋だ。レギュラー番組で「ホステスさんが休んだからといって、(その補填を)我々の税金では、俺は払いたくない」とブチあげた松本。これに「高須クリニック」高須克弥院長(75)も同調したが、当事者の銀座ホステスたちは黙っていなかった。場合によっては松本は、5000人のホステスを敵に回してしまう?

 発端は5日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」での松本の発言。新型コロナウイルスにより経営難に陥るクラブのママやホステスの休業補償について、「水商売のホステスさんが仕事休んだからといって、普段のホステスさんがもらっている給料を我々の税金では…。俺はごめん。払いたくないわ」と話した。

 これに同調したのが高須院長で「僕だって、僕の税金から払ってもらいたくない。何がいけない?」とツイッターに投稿。ネット上では賛否が入り乱れている。

 感染拡大を受けた学校の臨時休校の影響で休職を強いられた保護者らへの補償を巡っては、ナイトクラブや接待を伴う飲食業、風俗業は雇用調整助成金支給の対象外とされた。これに批判の声が上がったことから菅義偉官房長官は「(支給)要領については見直したい」と答え、加藤勝信厚労相は風俗業も対象に加えると表明した。

 松本らの論調に激怒したのが、当事者の東京・銀座のクラブママやホステスたちだ。

「銀座のママやホステスたちは、ちゃんと税金を払っている納税者。松本の差別発言は許せません。抗議の意味を含めて、給付金は正当な権利だと主張するホステスを最低5000人を目標に集めるように署名活動を始めてます」(8丁目の老舗クラブのオーナーママ)

 別のクラブのオーナーママも「このままでは日給月給のホステス難民が続出する。松本さんはホステスが普段もらっている給料と言ってますが、どんな高い給料をもらっていても、銀座のホステスは個人事業主として申告し、ちゃんと税金を払っています。その辺りの事情を松本さんは分かっているのか…」と不満の声を上げる。

 いつもなら多くの人でにぎわう夜の銀座も新型コロナの影響で、3月下旬から臨時休業するクラブが続出。7日に緊急事態宣言が出たことで、休業期間は5月6日まで延長になった。

「外出自粛要請が強化されてますから、集まることはできませんが、老舗クラブのママたちが中心になって、LINEを通じて、ホステスたちに署名を呼びかけてます。現時点(7日夜)で賛同するホステスが4900人以上。目標の5000人を超えるのは時間の問題です」(同)

 集めた署名は都庁に持って行き、小池百合子都知事に渡すつもりだという。

 芸能界からもフリーアナウンサーの宮根誠司が「夜の商売の人に聞いたら『もうダメだ』って。こういう人たちを無制限で補償してあげればいい」とエール。登山家の野口健氏もツイッターに「非合法な仕事をしているのならまだしも、ホステスさんのお仕事はあくまでも合法。社会に認められた仕事。職種によって選別するのはどうかな?」と投稿した。

 これを機に議論が深まるか。いずれにしても、署名したホステスたちが松本に反発し、敵視しているのは間違いない。