グラビアアイドルが6か月にわたって、シ烈なサバイバルオーデションに挑んだ「ミス東スポ2020」のグランプリが決まった。25日に都内で行われた発表イベントで、ファンが見守るなか、来年の東スポの顔となるグランプリ3人、準グランプリ1人、特別賞1人が誕生。レースクイーン出身で刑務所見学が趣味の美女、元がん細胞研究者のG乳アイドル、福岡の長身モデル、ドMすぎるG乳グラドル、アニメ好き舞台女優と多彩な顔触れが揃った。

 見事トップでグランプリに輝いたのは、緑川ちひろ(26=T165・B87・W58・H88)だ。千葉県出身でレースクイーンとして活躍し、キリリとした美貌と完璧なスタイルで人気を博した。

 趣味は刑務所見学という変わり種で、オーディションの一環として開催された「エンタメ女王決定戦」では、練習中に負傷しても瓦割りに挑戦するなど、強い気力の持ち主。発売したばかりの2枚目のDVD「緑の館」の発売記念イベント(東京・秋葉原「ソフマップ1号店サブカル・モバイル館」)も来年1月26日に決定した。

「最初はファンが少なくてすごく悩んだ5か月間でしたが、今後は応援していただいたファンの方の誇りになるよう成長します」と涙声で語った。

 2位の川瀬杏南(25=T154・B90・W60・H85)は新潟県出身。元がん細胞研究者で、2人組アイドルユニット「蒼天のグルーム」のメンバーとして活動している。童顔にGカップのギャップが魅力だ。「エンタメ――」では全身タイツでオバケのQ太郎、背面で歩くネコに扮し、2連覇を果たした。

「2年前からグラビアを始めて、このオーデションでは多くの方に支えられていることが実感できて、貴重な経験をさせてもらいました」

 3位の安井まゆ(25=T168・B75・W59・H87)は山口県出身で福岡市の事務所に所属する長身スレンダーモデル。「グランプリをきっかけに東京に本格進出し、事務所の子たちにもモデル以外の活動もできるんだよと教えられるよう、グラビアも頑張りたい」

 準GPに輝いた空条(くうじょう)のん(年齢非公表=T160・B92・W65・H100)は宮城県出身で、PR会社OLから転身し“ドM(まじめ)すぎるグラドル”がキャッチフレーズだ。「気仙沼出身のグラドルはまだいないので、震災復興のためにも先駆者になります」とG乳を揺らした。

 特別賞に選出された枢木(くるるぎ)むつ(25=T153・B78・W57・H75)は兵庫県出身。芸名はアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の登場人物・枢木スザクから命名したアニメ好き。舞台を中心に活動している。「この数日は表彰式で落ちる夢を見てベッドから落ちたこともあった。やっと今日から眠れます」

 個性豊かな5人が年明けから1年間「ミス東スポ2020」として本紙を盛り上げる。