オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第50回は「ぐるぐる様」だ。
昭和20年に生まれた妖怪である。太平洋戦争中、なんちゅう山(漢字分からず)がアメリカによる爆撃を受け、小学生の子供が犠牲になった。その子供の御霊(みたま)が妖怪化したのが「ぐるぐる様」である。
ぐるぐる様の特徴は、子供くらいの大きさで体の左半分が黒く、ぐるぐると渦を巻いていると言われている。よく見ると足元にゲタの鼻緒を確認できるそうだ。
投稿者は、小学生のころに姉と一緒に山でこの妖怪に会ったことがあるという。この街では、祖母の時代から数十年おきにぐるぐる様の話題が立ち上がっては消えていくらしい。






