モーニング開催の別府競輪FⅡ戦は20日、開幕した。予選では秋本耀太郎(23=栃木)、中村翔平(27=福岡)の117期コンビに島村匠(24=福岡)の〝3強〟は危なげなく勝利。ベテラン増成富夫(50=岡山)も4Rで見事な完封ショーを披露した。
2日目の21日はレースカットが行われた関係で4~6Rで準決勝が行われる。4Rでは地元の中堀光昭(36=大分)が現役続行をかけた勝負駆けに挑む。
男子は登録審査用得点(競走得点)が2期連続で70点未満になると、3期目は代謝制度の対象となり、3期平均の下位30選手は登録消除。事実上の〝クビ〟が宣告される。〝3期目〟の中堀は前検日時点での今期成績は66・07点、3期平均だと66・25点。〝肩たたき〟ゾーンに入っており、最終戦の今シリーズは競輪人生一番の勝負駆けだ。
6月で辞めるわけにはいかない。予選5Rは執念の走りを見せた。前を任せた島村がまくりに回される展開になったものの、中堀は冷静に後輪だけに集中し島村の11秒5のマッハまくりに食らいつき2着で準決進出を果たした。「よかった。(3番手を固めた)森山(昌昭、49=福岡)さんと匠のおかげ」と安どしたのもつかの間。「ほっとしたらいけない。何としても決勝に乗って、決勝でいい着でゴールするまで」と気合を入れ直した。
2日目(21日)の準決は4Rに出走する。九州から中堀、島村、原司(49=佐賀)の3選手が名を連ねた。メンバー表を確認した中堀はすぐに原の元へ駆け寄り、気持ちを伝えて島村の番手を回る許しを得た。決勝への条件は2着以内。再び福岡の気鋭に運命を託し、最後は力を振り絞る。












