ヤクルトは本拠地最終戦となる4日の広島戦(神宮)に4―7で逆転負け。池山隆寛監督(60)は4回から継投策に移行し、計7投手を起用する総力戦。松下の2号3ランなどで序盤4点のリードを奪ったものの、救援陣が計7四死球と制球を乱し、流れは逃げた。

 先発・吉村は3回まで29球を投げて3安打無失点。走者を出しながらも要所を締めた。

「今日、西舘投手は登板しますので」。試合前に断言した指揮官は、その言葉どおり3回の攻撃で吉村に代打を送り、4回から西舘昂汰投手(25)が7月25日の広島戦(同)以来、今季2度目となるマウンドへ。4回は三者凡退。5回は一死一、二塁から石原の遊ゴロ間に1点を献上。さらに代打・佐藤啓へ暴投し、その間に2点目を失った。

 6、7回は高橋奎二投手(29)が今季初めてリリーフで登板。7回には一死一、二塁のピンチを招いたものの2イニングを無失点で切り抜けた。この起用について指揮官は「先発から中継ぎ、ちょっと感覚を変えての投球で」と説明。その上で「やっぱりランナー出してからの課題は引き続き持っているので、何かを変えないといけないのかなと思ってます」と課題を再指摘した。

 その後の8回は清水、石原が計3四死球と乱調。二死満塁であとを受けた広沢も火消しできず、佐々木の右前適時打を浴びて同点に。そして9回には、ウォルターズが連続四球と連打で3点を失って逆転負けを喫した。

 池山監督は「8回が流れを悪くした。どういう場面でもしっかり、0で帰ってくるっていうのが7、8、9の投手の役目だと思っています」と険しい表情だった。