広島が4日のヤクルト戦(神宮)に7―4で逆転勝ちし、3連勝で今季の4位を確定させた。4点差を追いつき、9回に代打・林晃汰内野手(25)が今季初安打となる決勝の2点適時打。最後は森浦が締め、球団左腕のシーズン最多となる27セーブ目を挙げた。

 先発の栗林は3回に増田の中犠飛で先制を許すと、4回二死一、二塁から松下に左越え3ランを浴びた。4回4安打4失点で降板し、0―4と苦しい展開となった。

 打線は5回に佐々木の二塁打を足掛かりに、石原の遊ゴロと暴投で2点を返した。2―4の8回には二死満塁から佐々木が右前へ2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 9回一死から持丸、二俣の連続四球と中村奨の右前打で満塁とすると、代打・林が右前へ勝ち越しの2点適時打。今季14打席目で飛び出した初安打が値千金の決勝打となった。さらに暴投で1点を加えて7―4と突き放した。9回は森浦が三者凡退で締め、球団左腕のシーズン最多となる27セーブ目を挙げた。

 4位を争うヤクルト相手の快勝に、新井監督は「粘り強く、いい試合だったと思います。みんな少しずつだと思いますけど粘り強さが出てきている。来年につなげていきたい」と満足げに振り返った。 

 今季の広島は〝ゾンビたばこ〟と呼ばれる指定薬物を巡る騒動にも揺れた。新井監督は辞意を伝えたものの球団が慰留し、9月22日に来季続投が決定。その後は10戦8勝2敗と白星を重ね、この日の逆転勝ちで2試合を残して4位を確定させた。