巨人の戸郷翔征投手(26)が28日に東京ドームで行われた全体練習に参加。先発予定となっている29日の広島戦(東京ドーム)に向けて入念な調整を行った。

 前回登板の広島戦(22日=マツダ)では5回2安打1失点と好投も勝ち負けはつかず、9月に一軍復帰後の4試合で未だ白星がついていない戸郷。レギュラーシーズンでの最終登板と見込まれる29日の試合は奇しくも前回と同カードとなり、前回以上の結果を残して雪辱を期す。

 戸郷は「最後に良い感覚で終われるように。もちろん、1人1人(の打者に)全力でっていうことは変らないですし、自分の目指しているピッチングっていうのがシーズン最後で披露できたら一番かなと思います」と今季〝ラス投〟に向けて意気込み十分。「先発投手としてストライク率のアップや先頭打者を打ち取ること、アウトを重ねることが一番。まだまだ負けられない試合が残っていますし、流れに乗っていけたらなと思います」とポイントを明かした。

 今季は不振に苦しみファームでの再調整も経験した右腕。ここまで13試合に登板して4勝3敗とエースが持つ本来の投球を完全には見せきれていない。そんな中、チームは首位・阪神を2ゲーム差で追う2位に位置し、逆転優勝を虎視眈々と狙っている。

 自身にとってもチームにとっても絶対に負けられない重要な一戦となることもあり「すごく大事な1試合になると思う。今後のCSや日本シリーズに向けて、首脳陣がどういう判断をするかは分からないですけど、使ってもらえるようにいい投球を見せるだけかなと思います」と決意を新たにした。