奇跡の逆転Vなるか。大相撲秋場所12日目(24日、東京・両国国技館)、元大関の幕内朝乃山(32=高砂)が幕内美ノ海(33=木瀬)を寄り切って9勝目(3敗)を挙げた。

 同学年の2人は、ともに2016年春場所で初土俵を踏んだ。同期入門のライバルを退けて「今日の相手には負けたくない気持ちがあった。落ち着いて対応できて、上手を取れたのが良かった」と納得の表情を見せた。

 優勝争いでは、1敗の横綱大の里(二所ノ関)を2差で追う。朝乃山は、13日目に急成長中の関脇熱海富士(伊勢ヶ浜)との対戦が組まれた。大関経験者は「国技館で、最後の方で取れるのがうれしい。先のことは考えず、一日一番で」と気持ちを引き締めた。