14日のNHK連続テレビ小説「風、薫る」第77回は、看護婦をやめる決意をした主人公の1人、りん(見上愛)が勤務先の病院の人々や家族らに別れを告げ、新潟へ単身旅立つまでが描かれた。
勤務を通じて心身に不調をきたし、「看護婦辞めな」というもう1人の主人公で同僚の直美(上坂樹里)の言葉を受け入れたりん。言い方はキツいが、直美はりんのためを思って口にした。新潟で高越女学校の舎監として働くことに。
りんは退職する帝都医科大付属病院で、看護婦養成所の同期生にあいさつ。7人いた仲間は、看護婦を断念したり退職で3人に。その1人で、かつては看護婦職に心が揺れた多江(生田絵梨花)が「私はずっと辞めないから。ここで出世して看護婦総取締って役職作って、この病院の…いいえ、この国の看護のトップになって、日本のナイチンゲールになる」ときっぱり言った。
たくましくなった多江の言葉に「え~」と驚きを隠せないりん。「日本のナイチンゲール」はこのドラマのテーマで、演じる生田にとっても縁深い。ドイツ生まれの生田は、自身が〝ナイチンゲール病院〟で誕生したことをメディアで語っている。「近代看護の母」ナイチンゲールが看護指導を受けたデュッセルドルフの病院だという。
そんな背景がある女優の口から「ナイチンゲール」のセリフとは、あて書きのように聞こえてしまう。Xには「いくちゃんはドイツのナイチンゲール病院生まれ」「多江さんなら日本のナイチンゲールになれそう」「ヒロインよりもしっかり目標を持ってる」といった投稿が寄せられた。












