世界的な人気を集めた英国のボーイズグループ、ワン・ダイレクションの中心メンバーであるハリー・スタイルズ(32)が、2024年に死去したメンバーの故リアム・ペインさん(享年31)の死について初めて沈黙を破った。米芸能ニュースサイト「ページ・シックス」が4日、報じた。

 リアムさんは24年10月、アルゼンチン・ブエノスアイレスのカーサ・スール・パレルモ・ホテルの3階にある客室のバルコニーから転落して亡くなった。死亡当時、血中アルコール濃度は法定制限の4倍に達しており、体内にはコカイン、クラック、ベンゾジアゼピンを含む複数の薬物が含まれていた。

 ハリーはアップル・ミュージックの最新インタビューで、リアムさんの死について初めて胸中を明かし「彼が亡くなった時、自分の悲しみを誰かが分かち合ってくれるというのは、どんなに奇妙なことなのかと、本当に苦しんだ時期があった」と語った。

 リアムさんの死についてハリーは「非常に強い感情」を抱いているが、自分の感情を公に「伝える」ことに対する「他の人々の要望」があることは認識していると述べつつ「友達を失うのは本当につらい。どんな友達を失うのもつらいけれど、多くの点で自分と似ている友達を失うのは、本当につらい」と明かした。

 ハリーはリアムさんの死によって自分自身の人生をより深く見つめ直すことになったと語り「人生で何をしたいのか?つまり、どんなふうに生きていきたいのか? 亡くなった友人を偲ぶ最高の方法は、自分の人生を精一杯生きることだと思う。本当に特別な人だったので、本当に悲しいです」と締めくくった。

 24年11月、ハリーはワン・ダイレクションの他のメンバーであるゼイン・マリク、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンとともにロンドン郊外に集まり、リアムさんの葬儀に出席している。

 英国出身のワン・ダイレクションは10年に結成され、ブリット・アワードを7回、ビルボード賞を6回、アメリカン・ミュージック・アワードを7回受賞。デビューアルバムから4枚のアルバムが連続で全米初登場1位に輝く初のグループとなった。多くのヒット曲を生み出し、13年に世界で最も売れたアーティストとなり、16年に活動を休止した。