3日のフジテレビ系特番ドラマ「119 エマージェンシーコール 2026」で、エンドロールに「協力 横浜市消防局」のクレジットが見られた。同クレジットは昨年1月期の連ドラ放映時に途中から消えたことが話題になり、最終話でも見られなかった。

 連続ドラマは横浜市の消防指令センターを舞台に、清野菜名演じる主人公の指令管制員・粕原ら市消防局司令課3係に属するメンバーたちが119番電話を命の救助につなぐ姿を描いた。好評を呼んで今回、新春SPの放送に至った。

 SP版は、副題に「YOKOHAMA BLACKOUT」とあるように、大みそかの横浜で起きた大規模停電がクライマックスに。高い位置で停止した観覧車から心肺停止に陥った女性をヘリで救出した。年が明け、初詣に行くなどした3係の面々らが集まり、記念撮影。救出劇の舞台となった「よこはまコスモワールド」の観覧車やヨコハマ グランドインターコンチネンタルホテルを包み込む真っ青な空を映して終わった。

 記念撮影シーンの前後に流れたエンドロールでは、「協力 横浜市消防局」の単独クレジットがくっきりと。連続ドラマ版では昨年2月の第3話で「削除」されたと報じられ、当時フジテレビを揺るがした元タレント事案への対応にまつわるガバナンス問題との関係が取り沙汰された。X(旧ツイッター)では「今回は最後に『協力 横浜市消防局』のクレジットがあった」と指摘する投稿も見られた。

 SP版は、顔アップの粕原が「いい年にできますように」とつぶやいたのが最後のセリフとなった。それに先立つ記念撮影シーンでも、粕原と先輩管制員の兼下(瀬戸康史)が肩を並べて、粕原が「いい年になるといいですね、今年は」と語りかけると、兼下が「いい年にするんだよ、俺たちで」と応じた。

 ガバナンス問題で多くのスポンサーが離れ、大変だったフジテレビの2025年。粕原が「今年は」と強調したように、2人のセリフは、26年がフジにとっても〝いい年〟になるという願いも感じさせるやり取りとなった。